揉むだけでは治らない腰痛に。東洋医学の“ツボ刺激”が有効な理由

「腰がだるい」「座っていると痛みが出る」「マッサージしても戻る」——そんな腰痛に悩む方に、手のツボ刺激が効果的な場合があります。東洋医学では、手のツボを押すことで腰の血流や神経の緊張を緩め、痛みの軽減が期待できるとされています。

腰痛に効く手の代表的なツボ

• 合谷（ごうこく）：親指と人差し指の間にある万能ツボ。腰痛や肩こり、頭痛にも効果が報告されています。



• 後谿（こうけい）：手の小指側の付け根。腰や下肢の痛みに関係すると言われています。



• 陽池（ようち）：手首の背側、手関節のくぼみ。腰痛や肩・腕の疲れを和らげる作用が期待できます。

ツボ刺激のポイント

• 痛気持ちいい程度の圧でゆっくり押す
• 1〜2分間、左右両手をバランスよく刺激する
• 呼吸を止めずにリラックスした状態で行う

なぜデスクワーク腰痛に効果的なのか

長時間座ることで腰の筋肉が硬直し、血流が滞りやすくなります。手のツボ刺激は、神経を通じて腰周囲の血流改善や筋緊張緩和に作用するため、日常ケアとしておすすめです（東洋医学・臨床報告に基づく）。

自宅で簡単セルフケア

• 休憩時に椅子に座ったまま合谷を押す
• 手首の後谿を優しく揉む
• 陽池を指で押しながら深呼吸する